1950-02-15 第7回国会 参議院 電気通信・文部連合委員会 第1号
勿論この放送には、只今申しました中波の周波数を使つた放送以外に、超短波或いは極超短波という他の種類の波類を使うところの放送がございます。将来これらのいわゆる超短波放送というものにつきましても、日本放送協会が行うかも知れませんですが、そういうものにつきましては、このような特別な特権を持たせてはございません。ただ單に中波の放送についてだけでございます。
勿論この放送には、只今申しました中波の周波数を使つた放送以外に、超短波或いは極超短波という他の種類の波類を使うところの放送がございます。将来これらのいわゆる超短波放送というものにつきましても、日本放送協会が行うかも知れませんですが、そういうものにつきましては、このような特別な特権を持たせてはございません。ただ單に中波の放送についてだけでございます。
この超短波或いは極超短波を利用することによりまして、アメリカその他の国におきましても放送事業は更に一段と活発になつて参つたのであります一我が国におきましては、今日まで、中波の波長を使つた放送のみに限定されているのでありまするが、新らしい電波法案にもございまするように、最近の技術の進歩に件ねいまして、超短波或いは極超短波を利用した放送というものをも将来考える必要があると存じております。